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50章:〜2人〜
私「はい、もしもし…。分かりやすいかと思って大宮駅にいたよ。」
祐輔「今近くに着いた。あと3分位待ってて。」
私の電話ですぐに仙台から高速で駆け付けてくれた祐輔くんと駅付近で再会した。
祐輔「外で話すのはちょっとあれだから…乗って。」
そう言われ私は古いクラウンの助手席に乗った。
私「久しぶり…。祐輔くん…痩せた…でしょ?」
祐輔「………。レイラちゃんの事、テレビで見てたよ。すごいね。」
私「全然すごくないよ…。」
祐輔「そのさ…送られてきたDVDって今持ってきてた?」
私「あ、うん…。」
祐輔「警察には言ったんだよね?」
私「言ったよ。それなのに、対応がおかしいの。普通ならDVD警察が持って行くでしょう?証拠になるものなのに…」
祐輔「警察もグルなのかもな。」
私「まさかそんな…」
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