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5章:22歳。 (1/7)

5章:22歳。

そして私は
22歳になった。



海人を許せなかったんじゃなくて


自分がどんどん醜くなっていくのが耐えられなかったんだ。


読んでくれてる人はひくかもしれないけれど


「客と絶対会わないで」
とか
「それで切れるならそこまでの客なんだよ」
とか
たくさん酷いこと言った。



だからメールに返信出来なかった。



もっと私に余裕があったら
もっと私が信用できたら



もっと純粋なままだったら





そう思った。





昔の私ってどんなだったかな。


そう思って
私はクラブに行ってみた。





自分の身分証が使えなかった時
クラブに入るって事が
少し大人になった気がしたんだっけ。




シンに会って
話掛けられたとき

嬉しくて嬉しくて

泣いたんだっけ。



すると…


歓声とともに

昔のシンみたいに
すごぉく楽しそうに回す人が出てきた。


私はシンかと思って

急いでそのDJがよく見える場所まで行った。



だけどそれはシンじゃなかった。



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【MISS】に書ききれなかった事。 ©著者:如月 瑠羽

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