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3章:20歳。 (1/8)

3章:20歳。

そんなこんなで

季節は変わって

春になった。



義則からの同棲をやめるという発言で

私はすごく不安になった。



だけど
わがまま言ったら
きっと誕生日を一緒に過ごしてくれない
そう思ったから我慢した。


好きだから一緒にいたいと言うよりは

ここで私がわがまま言ったら
相手の思う壺だと思ったから。


彼が作ったシナリオ通りに事が運ぶのが嫌だったから。


ただの憶測だけど


「同棲やめよう」
って言ったときに、もしも
「やだ」って言ったら
「お前みたいに仕事を理解しない女無理」
とか言い出してプレゼントさえくれなかった気がする(笑)



そうやって私は
義則より先に色々考えるくせがついてた。


損得勘定を交えず
付き合っていくのが普通の恋愛なのにね。


私は気付かないうちにどんどん純粋じゃなくなっていた。



みなさんは


自分の彼氏がホストだとしたら


疑いなく信じられますか?



きっと「はい」と答えられる人は


すごく優しくて
すごく幸せなんだと思います。
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【MISS】に書ききれなかった事。 ©著者:如月 瑠羽

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