9章:回想 (2/7)

有香を友達だと思っていたのは

私だけだったんだ。





そんな事を考えていたら
ｴﾘﾅのことが気になって
電話をしてみた。


瑠羽「ｴﾘﾅぁ元気？」
ｴﾘﾅ「超久しぶりぃ。元気だよ」


瑠羽「しおんとどうなったぁ？」

ｴﾘﾅ「もうすぐ結婚するよぉ」


瑠羽「えっ？マジ？おめでとう!!」


ｴﾘﾅ「だけど〜…」

瑠羽「ん？」


ｴﾘﾅ「ﾅﾝﾊﾞｰ1になるまでやめられないみたいで…」


瑠羽「うん」


ｴﾘﾅ「今月借金してﾅﾝﾊﾞｰ1にしてあげるんだ…」


瑠羽「消費者？」


ｴﾘﾅ「うん。足りなかったら闇かな。」


瑠羽「そうなんだぁ。大丈夫？」


ｴﾘﾅ「頑張る!!瑠羽は？最近どうよ。」


瑠羽「ん〜…いろいろありすぎて何から話せば…」


ｴﾘﾅ「んじゃさぁ、飲み行こっか」


瑠羽「今から？」


ｴﾘﾅ「うん!!だめ？」

瑠羽「いいよぉ」


ｴﾘﾅ「んじゃ、車で迎え行くから」


瑠羽「酒飲むのに？」


ｴﾘﾅ「代行があるから大丈夫」



そう言って30分後位にｴﾘﾅは迎えに来てくれた。


うちから車で20分くらいの場所に看板も何もない海の中にいる感覚になるﾊﾞｰがあって、そこにいった。