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6章:従順 (9/9)

義則「なんで一本白い薔薇があったか分かる?」

瑠羽「わからない(笑)」

義則「21年目は一緒に色を染めていこうって意味」


瑠羽「くさぁい(笑)」

義則「だろ〜恥ずかしい(笑)」


久しぶりにケラケラわらった1日でした。


カラオケを歌ってくれた。

EXILEのM&A

<君がいるから
どんなに辛くても
幸せといえる
君がいるなら
歩いて行こう
雨に濡れても
僕が君の傘になると誓うよ
いつまでも信じていて>



そんなこと思ってないことは
認めたくなかったけど
薄々どこかで分かっていた。

もしも全て本当の気持ちで
私を本当に愛してくれてたらって考えたら

胸が痛かった。



そして一週間後


義則「昇格祭が急遽来月頭になったから。」

瑠羽「そっかぁ。」

義則「大丈夫?」
瑠羽「うん」


ダメって言ったって無理やり連れてくんだから聞かないで欲しい




義則「じゃあ。今月の掛け残さないようにね」
瑠羽「うん…あのさ」
義則「なに?」

瑠羽「私ってなんなの」

義則「彼女」

瑠羽「そう」


義則はうまかった
優しくしたり
突き放したり


だから私はいつまでたっても
さよならが言えなかった
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MISS ©著者:如月 瑠羽

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