嘘は、言葉にしてからが始まり
だと思っている。
言わなければ嘘にはならない。
そんな感じ。
聞かれた事をバカ正直に言って
しまうから墓穴を掘るんだ。
父親は一昔前にヒットしたドラマ
に出ていた俳優で3回結婚してい
て最初の妻との子が俺だった。
恋多き男、共演者キラー
そんなふうに言われていたらしい。
今の奥さんは俺との方が年は近く
これまで噂された女性とは雰囲気
がまるで違った。
父親もそろそろ古希を迎える。
二世と呼ばれる俺の人生
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完結
【小説概要】何も偽りはない
完結
139ページ完結
71ページ