前作（第一部のあらすじ）

どこにでもいるような平凡な主婦、奈緒。
奈緒は職場で棚橋陽介という名の謎めいた男と出会う。
その陽介もまた、奈緒同様に既婚者であった。
奈緒は不倫関係にあった内装屋の聡と別れ、陽介と新たな恋に落ちる。
陽介との満たされた日々を過ごすうちに奈緒は離婚を決意し、実行に移すが、陽介との再婚の道が閉ざされた奈緒は未練を残しながら生活の安定を求めて再び聡のもとへと走る。
奈緒は離婚の過程の中で、別れた亭主である耕作に、耕作自身の浮気を理由に慰謝料を請求していた。
その裏側で自分自身も浮気をしていた事実が娘の恵美里の行動により明らかになる。

耕作から提訴をほのめかされ半狂乱に陥る奈緒。

紆余曲折を経て別れを決意し、奈緒を聡に託した陽介。

その結末はーー


※フィクション作品です

※作中に登場する人物名、地名等は創作による架空です

※本作品には不倫の内容が含まれます。抵抗感のある方にはおすすめできません。