キャバクラ、風俗、覚醒剤、やくざの愛人 たださみしかった。 ずっと孤独だと思ってた。 だから、 人を騙すことにも、 体を売ることにも、 薬をやることにも、 ひとつの家庭を壊してしまうことにも、 特にためらいがなかった。 気づいたらあたしはもう、 自力じゃ這い上がれないぐらいに 堕ちるとこまで堕ちていたんだ。