5歳になるまで、育児を放棄した母親とゴミ屋敷で暮らしていた和也。
言葉や礼儀を知らず、温かいご飯やお風呂がない生活が当たり前だと思わされていた。
しかし、6歳のとき、同じマンションに住む美鈴に引き取られ、和也の生活は一変する。
同じマンション内で別の家族と暮らすという奇妙な家庭環境を通して、和也が見つけた“本当の愛”とは?
「お母さん、あのとき僕を見つけてくれて、ありがとう」
これは、携帯電話で書き綴られた真実の物語――。
【作家からのメッセージ】
今までこの小説を楽しみにしてくれていた皆さんへ
勝手に連載をやめてしまってすいません。
正直なお話をすると、
この物語の結末は自分にとってとても悲しい出来事なので、ずっと書くことができないでいました。
しかし、出版社さんから
「このお話を小説にしませんか?」という提案をいただき、
随分悩んだのですが、結末まで書くことを決意しました。
それから、今までの連載分もすべて見直し、何カ月にもわたって何度も加筆修正し、
担当の編集者さんに書き直した原稿をチェックしてもらうという日々が始まりました。
そしてこの度、なんとか出版までこぎ着けることができました。
この1年、自分自身を見つめ直しながら、この作品だけに取り組んできました。
何度も挫けそうになりましたが、「この物語の結末をぜひ読んでもらいたい」という一心で、最後まで書き切りました。
ぜひ、手にとっていただければ嬉しいです。
†K†
言葉や礼儀を知らず、温かいご飯やお風呂がない生活が当たり前だと思わされていた。
しかし、6歳のとき、同じマンションに住む美鈴に引き取られ、和也の生活は一変する。
同じマンション内で別の家族と暮らすという奇妙な家庭環境を通して、和也が見つけた“本当の愛”とは?
「お母さん、あのとき僕を見つけてくれて、ありがとう」
これは、携帯電話で書き綴られた真実の物語――。
【作家からのメッセージ】
今までこの小説を楽しみにしてくれていた皆さんへ
勝手に連載をやめてしまってすいません。
正直なお話をすると、
この物語の結末は自分にとってとても悲しい出来事なので、ずっと書くことができないでいました。
しかし、出版社さんから
「このお話を小説にしませんか?」という提案をいただき、
随分悩んだのですが、結末まで書くことを決意しました。
それから、今までの連載分もすべて見直し、何カ月にもわたって何度も加筆修正し、
担当の編集者さんに書き直した原稿をチェックしてもらうという日々が始まりました。
そしてこの度、なんとか出版までこぎ着けることができました。
この1年、自分自身を見つめ直しながら、この作品だけに取り組んできました。
何度も挫けそうになりましたが、「この物語の結末をぜひ読んでもらいたい」という一心で、最後まで書き切りました。
ぜひ、手にとっていただければ嬉しいです。
†K†