靖雪さん

軍事小説 JEWEL BIRD（ｼﾞｭｴﾙﾊﾞｰﾄﾞ）人類初人型変形兵器AA画像

2009年04月28日

　WABF-1
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　メインのロボット兵器であるＷＡは、４パーツに分かれています。
　まず胸のコクピット部分。
　コクピットの中間から付けられた足。
　腕と頭を設置された背部のロケットパーツ。
　足は太股部がコクピットに近い大きさで、コクピットの真ん中辺りから付いています。
　人型変形時のジャンプや飛行時の姿勢制御、と、急減速で脚を進行方向へ向けます。
　膝にあたる部分は逆関節になる様に前後に180度曲がり、悪路のサスペンションの役割を兼ねます。
　飛行型で着陸の場合は逆関節にして、足に付くパンクレスタイヤで滑走。
　画像では見えませんが、背中には巨大なロケット部があります。
　人の乗り方は飛行時も人型時も同じ体勢で、人型の時は、足を少し曲げた状態で又と尻を固定するシートに座り、垂直に座るものの、足は自由にＷＡと同調するように浮いています。
　頭部は飛行時にはコクピット側に入り込み、アンテナだけが突き出ます。
　約２秒で変形可能な単純な機構です。

　また、重心は三角錐の様な脚にロケットと、現在の４気筒以下の軽自動車並のエンジンが一つずつ内蔵され、足元を安定させます。
　どちらかのエンジンが壊されても、片輪がパンクした軽自動車並に方向修正できます。
　最高速は時速120㌔で、対迫撃砲などの、広範囲に及ぶ攻撃には、背部のロケットを一瞬点火する事で回避。
　階段がある時には、ジャンプするか、人間と同じ関節の曲げ方で昇る。
　実際軽自動車でも鉄筋コンクリートの民家なら事故で突き破れます。　鉄骨に当たらなければですが。
　ＷＡの重量とシールド、またはライフルを数発打ってなら破壊は出来るでしょう。
　ジャンプ後の着地は、逆関節でパンクレスタイヤと関節機構で充分、上下の衝撃は緩和できます。
　対戦車砲は、隠れながら２本脚で支え、撃つ事が出来ます。
　重量満載時3,7t、ロケット燃料を消費すればより、軽くなります。