靖雪さん

ﾎｽﾗﾌﾞ小説書籍化についての熟考

2010年10月31日

　やはりﾎｽﾗﾌﾞの性質上、書籍化された作品は、普通の棚から外れた場所に並ぶのだろうか……。（笑）
　ﾎｽﾗﾌﾞ独自の物と言えば、ﾎｽﾄやｷｬﾊﾞや風俗。
　そこらは有名携帯小説ｻｲﾄには無い、ﾘｱﾙでﾀﾞｰｸな作品群として新たな分野でしょうね。
　決して高校生や中学生が、書ける物ではないんですから。

　問題は、薬や事件にかかわる作品が、ﾉﾝﾌｨｸｼｮﾝとして刑事的な事柄に類すると言う事。
　書籍化希望の方々は、早々に想像の産物だと訂正するしか無いでしょう。
　もしくは、根幹を変えずに新作として、ﾌｨｸｼｮﾝとして書き上げる事。
　体験から生み出されたｱﾝｸﾞﾗ世界は、知識だけでは無い、真実を読者にもたらす筈ですが、様々な規制が纏わり付いてくるのは当然、想定できます。

　匿名だからこそ、とことんﾀﾞｰｸなﾎｽﾗﾌﾞ小説。
　そして出版にあたっての検閲を　ｸﾘｱできる境界線。
　ﾎｽﾗﾌﾞ独自の小説は、その特筆すべきﾘｱﾘﾃｨを維持したまま、世に出る事が叶うのか。
　興味深いですね。

　少なくとも、純愛だけが跋扈する携帯小説界よりかは、選択肢があって良い。
　自分の作品は、他の問題を抱えてはいますがね。（笑）
　