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844章:涼の周辺3・触って来られちゃうゥ??2
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844章:涼の周辺3・触って来られちゃうゥ??2
馬鹿兄弟の兄の方の幸雄の手に、アンダーバストの辺りを触られていた。
「ナッ、何触っちゃってるのよォッ、幸雄くんゥッ!!」
右からの幸雄のいやらしい手を払い除けながら、涼(杏梨)は犯人との共通点を探している。
「ダッ、だって、サイズゥ!!オッパイの!!教えてくれないから!!」
幸雄の方に向き、気を取られている涼(杏梨)は、左からの嘉雄の手に気付けなかった。
「ソッ、そうですよォ!!サイズ、教えてくれないから………ソッ、その、手で目安を!!」
嘉雄の手に、やはりアンダーバストの辺りを計るように触られている。
「ブッ、ブラのサイズって、アンダーバストとトップバストで!!」
嘉雄と犯人との共通点を探す為、払い除けるのが遅れる内、嘉雄の手つきが、乳房を下から掬うようなものになっていた。
「チョッ、ちょっとやだァッ、嘉雄くんもォッ!!」
慌てて嘉雄のいやらしい手も払い除ける涼(杏梨)は、男の性欲に怯えるお嬢様そのものに見える。
「ソッ、そうそう、ブラのサイズ、知りたいから!!」
いつの間にか幸雄の手が伸ばされ、小指がアンダーバストに当てられ、親指に乳頭の位置が探られていた。
「カッ、形、いいから、オッパイの高さ、スッゴク!!」
ブラウスの乳頭の位置を探っている幸雄の息が、ボタンとボタンの間から入り、涼(杏梨)の乳房の裸の部分に生暖かく当たっている。
「バッ、馬鹿なことォッ、しないでェッ!!」
幸雄の手を払い除けた涼(杏梨)は、乳房を触って来る二人の手に、決定的な特徴があるような気がしていた。
「オッパイだけじゃなくって、脚やお尻もォッ!!」
気がつくと、嘉雄の手が、涼(杏梨)の膝からピッタリ合わせた腿の内側に来ている。
「スッ、スベスベェッ!!」
嘉雄の手は好色に腿の内側を滑り、二十歳の涼(杏梨)のパンティとナプキンに守られた部分に近づいて来ていた。
「チョッ、ちょっと嘉雄くんゥッ!!」
タイトなミニスカートの中に、嘉雄の手が入りそうな時点で慌てて払い除ける。
「触んないでェッ!!」
怒りと羞恥、怯えが混じった若い娘の声を出しながらも、犯人が被害者を犯している写真が浮かんだ。
「アァッ!!やめてェッ、幸雄くんゥッ!!」
二人の男の欲情した息が立ち込める中、幸雄の手に、ブラウスの上から乳房が掴まれている。
(コッ、この黒子ォ!!)
犯されている被害者の娘の、乳房を掴む犯人の手の黒子と一致していた。
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