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840章:涼の周辺3・セクハラァ?? (1/1)

840章:涼の周辺3・セクハラァ??

(また女子大生役ゥ、かァ??)

新美の根回しと、杉浦家で唯一涼の正体を知る槙雄も協力し、都内屈指の名門女子大のS女に編入学、通う事になってしまった。

(その方がァ??)

好色で、若い美しい娘に目のない連続誘拐犯を惹き付ける、との新美の判断らしい。

(またァ、あの二人ィ??)

屋敷の中でも分かる性欲のこもった視線に、門で待つ車に向かう涼は、お尻の動きが熱心に追われているのに気づいた。

(幸雄くんゥ、嘉雄くんゥ、ねェ??)

タイトなミニスカートにピッタリ包まれたお尻は、その桃のような形や、パンティラインがクッキリしている。

(確か兄弟二人共ォ、医科大目指してェ、予備校でしょうゥ??)

娘の肉感を強調してしまっている自身の躰が、男の劣情を熾烈なまでに掻き立てる事が、涼には分からなかった。

(お勉強ォ、してる訳ェ、ちゃんとォ??)

執拗にお尻に纏いついて来る粘っこい視線に、思わず足を速めそうになってしまう。

「お早うございます、杏梨さん!!」

慇懃に頭を下げて、プレジデントのドアを開いてくれる年配の運転手に、慣れない涼はヘドモドしかけた。

(こんな御年配のォ、立派な顔の男《ひと》にィ??)

《杉浦家の杏梨お嬢様》

として、慇懃に扱われると、もっともらしい男でも、美しい娘に秘かに性的欲望を抱いている、と知っている涼でさえ、恐縮しそうになる。

「お早うございますゥ、田原さんゥ!!」

しかし、件の連続誘拐犯をそそらせる為、

《杉浦家の杏梨お嬢様》

を完璧に演じる必要のある涼は、堂々とプレジデントに乗り込んだ。

…………………………

(髪の毛でも採取してェ、提出しちゃうゥ??二人のォ??)

DNA鑑定にまわせば、誘拐された娘達の、胎内に多量に残されていた精液との比較で、動かぬ証拠となる。

(でもォ、協力者の息子だしィ、警視庁上層部《おえらがた》の縁戚ィ??)

名だたる旧家の者のDNA鑑定する事は、冤罪であった場合、明るみになれば、新美班そのものが無くなりかねなかった。

(でもォ、栞誘拐輪姦《あの》犯人二人ィ??)

栞が犯されている写真で、全裸に覆面して夢中で行ってる二人の男に、幸雄と嘉雄の体形が似過ぎている。

「アッ、杏梨お姉さん、S女の英文なんて………凄いですねェ!!」

午後早くに終わってしまう講義後、杉浦家に戻った涼(杏梨)は、その兄弟とリビングでテーブルを挟み、向かい合っていた。
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桃色少年悦楽の午後 ©著者:Pink Pussy

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