ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

835章:涼の周辺3・暇なOLゥ??待機任務ですゥ!! (1/1)

835章:涼の周辺3・暇なOLゥ??待機任務ですゥ!!

「そうゥ、でェ………」

警視庁の某階は、

《涼の周辺2》

で述べたように、新美班の若い娘ばかりであった。

「そうなのォ、おかしいわよォ………」

新美の指令による、

 《囮捜査》

つまり、新美班の任務に就いてない娘同士は通常の会話なら、お昼休みは自由である。

「だからァ、そうゥ、言ったんだけどォ………」

任務に就いてなくとも、

《特別公務員》

に分類される為、警視庁に出勤せねばならなかった。

「エェェェッ!!何それェ………」

いわゆる、

《待機任務》

であり、要は何もする事がないのである。

「思っちゃうでしょうゥ??そうゥ………」

しかし、普通のOL等と違い、お昼休み以外の時間は、

《性犯罪捜査》

の性質上、個人情報保護の為、各自の個室で過ごさねばならなかった。

「ところでさァ、あのォ………」

従って、お昼休みの警視庁某階の廊下は、

 《待機任務》

と言えば聞こえはいいが、暇を持て余した若い娘のお喋りで一杯である。

「それェ、分かるゥ!!言えてるよォ、ねェ??………」

勿論、任務に関わる話は厳禁されているが、コワモテ揃いの建物の中、某階廊下だけは、暇な若いOLの休憩室のようになっていた。

「ところでさァ、新美さんってェ??」

《涼の周辺2》

で連続強姦犯の囮捜査に成功した涼も、

 《待機任務》

の真っ最中であるから、当然、お喋りに加わっている。

「誰もォ??姿ァ、見たことォ、ないってェ??」

指令・アドバイス等、全てメールかPDFという、新美の事が涼は何時もながら気になっていた。

「ンゥ??皆ァ、そうよねェ??他の新美班員(こ)たちもォ??」

同じ新美班員の唯という娘も、少し怪しむような顔になっている。

「大体ィ、おかしくなァいィ??男の人かァ、女の人かだってェ??」

 《任務》

の時でさえ、気になる事は、

 《待機任務》

で、暇な時は余計に気になっていた。

「分かんないわよねェ??現場にだってェ??」

性犯罪囮捜査専門班である新美班員の娘が、犯人を確保する、という、一番危険で重要な時でさえ、捕獲(確保)チームだけが登場する。

「ねェ??冷たくなァいィ??」

前回の囮捜査で、危うく犯されかかった涼は、捕獲(確保)チーム到着が遅い事等に抗議のメールをしたが、新美に一蹴されていた。

「ウゥッ!!お昼休みィ!!」

終了を告げる音楽に、涼は美貌を顰めそうになる。
1213 /1225

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

桃色少年悦楽の午後 ©著者:Pink Pussy

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.