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796章:涼の周辺2・痴漢囮捜査3 (1/1)

796章:涼の周辺2・痴漢囮捜査3

(ンゥ??捕獲チームゥ??)

連絡装置のスイッチを入れると、GPS機能も付いている為、次の駅に新美の痴漢捕獲チームが到着してるはずだった。

(ヤダァ、まだ来てくれてない訳ェ??)

通勤時であるせいもあるだろうが、他の乗客は素通りで、駅員が来るにも時間がかかりそうだ。

「ホッ、ホント、いい躰、しちゃってェ!!スッゲェッボインちゃんだな!!」

涼の周りを見回す様子に、助けを求めてるが見つからない、と思ったのか、痴漢は調子に乗り出し、萎縮した性器まで再び勃起させていた。

(涼がァ、殴打《や》っちゃうゥ??)

新美は、それを禁じる一方で、場合によっては許可もしていた。

「可愛いオテテェ、離してくれよォ、巨乳美人ちゃァん!!」

意外な程に強い涼の力に、痴漢は戸惑いながらも、リクルートスーツ越しにもはっきり分かる、素晴らしい乳房に夢中になっている。

「黙ってェ!!」

痴漢の、涼が掴んでいない方の手が伸ばされて来ていた。

「アアッ!!」

ジャケットの中に入って来た痴漢の手に、ブラウスの乳房の膨らみが掴まれて苦痛に呻く。

「タッ、堪んねえよォォォッ!!」

思わず手を離してしまった涼の乳房が揉みしだかれ、痴漢が背後に回りそうになっていた。

「ッ!!」

涼の素早い右膝の蹴りが痴漢のミゾオチを襲い、乳房から痴漢の手が離れる。

「ッ!!」

後退した痴漢が腹を押さえてかがむ前に、涼が躰ごと旋回しながら放った左足の回し蹴りが、卑劣な男の頭を捕えた。

「もうゥ!!エッチなことォ、しちゃうからよォ!!………舐めないでよねェ!!」

たちまち昏倒し、駅のホームに崩れた痴漢を見下し、涼は吐き捨てる。

(新美さんに叱られちゃうかもォ??)

思いつつも、今更やって来る駅員と捕獲チームに、軽く睨み付けながらも微笑んで見せていた。

…………………………

(痴漢囮捜査ァ??なんてェ??)

重要な性犯罪捜査かも知れないが、涼は釈然としない。

(もっとあるでしょうゥ??強姦・輪姦・ストーカーとかァ??)

警察学校を志願したのも、涼が16歳の時、何者かに危うく犯されかけた体験からであった。

(女の子ォ、動けないようにしてェ、犯《し》ちゃうゥ、なんてェ!!)

無理やり勃起男性器で貫き、精液を注ぎ込む行為そのものより、涼は卑劣さが許せない。

(あァあ!!………痴漢囮捜査かァ??)

最も憎む、最悪の性犯罪である、連続強姦の捜査につきたかった。
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桃色少年悦楽の午後 ©著者:Pink Pussy

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