(どうしようゥ??今日ゥ、お留守番じゃなァいィ??)

数日後の月曜、普段であれば昼間、両親共に留守であるが、泉が帰宅する時間帯には母が帰って来る、といった日であった。

(日曜ゥ、K女の創立記念日だったからァ………)

創立記念日の、振替休日として、翌日の今日は、泉が一人、家にいる。

(しかもォ、パパもママも遅くなっちゃうゥ??今日ゥ??)

真由の件を思うと不安で、昼の間は恵や香織と、若い娘のファッションの中心地である、Sに出方ていた。

(夕方ァ、まだァ??)

早めの夕食を済ませて帰宅してきたが、まだ、両親が帰って来るまで、四時間はある。

(でもォ、連続輪姦《あの》犯人ゥ………)

誰から言い出したか分からないが、真由が犯された後、もうK女の娘を狙ってないらしかった。

(やっぱシャワー、浴びないとォ??)

帰宅したばかりの泉は、乳房の谷間や、パンティの下の汗が気になる。

(連続輪姦《あの》犯人ゥ、早く捕まっちゃえばいいのにィ!!)

シャワーを浴びる事にした泉は、浴室に向かっていた。

…………………………

(この家、留守のハズ!!)

丁度、泉がシャワーを浴び出した頃、空巣に入った男が唇を噛んでいる。

(………逃げるか??)

男は件の連続輪姦犯と無関係で、逃亡するか、物音がする方に行き、留守番らしい者を縛り上げて、金品を物色するか、迷っていた。

(縛り上げちゃえ!!)

後者を選択した男は覆面をつけると、頑丈な紐を用意し、鋭利なガーバーのナイフを手にしている。

(ッ!!)

物音が浴室からと分かり、その手前の脱衣室で脱がれたらしい衣服や下着を見た。

(若い娘??この家の娘か??)

衣服や下着で分かった男は、禁欲を強いられていたらしく、萎縮していた性器が、たちまちムクムクとサイズを回復する。

(ドッ、どんな娘??)

浴室のドアに小さな隙間を発見し、覗き込んでいた。

(ハッ、二十歳前くらいか??)

背を向けている娘は、足首から膝にかけてほっそりし、腿からお尻にかけては肉感に富んでいる。

(ッ!!)

ウェストが蜂のように括れ、新鮮な肌は眩ゆい程の白さで上気していた。

(美人………スッゲェッボインちゃんゥッ!!)

立ち位置を変えた娘が横から見えるようになり、清楚な美貌と、見事に発達した乳房に呻く。

(チッ、チ〇ポ、破裂しそうゥッ!!)

男のズボンの前は、ファスナーがフッ飛びそうになっていた。