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761章:美宮の周辺・勃起(お)っきくなっちゃうゥ??
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761章:美宮の周辺・勃起(お)っきくなっちゃうゥ??
「お早うございまァす!!」
例のオスガキ二人の病室で、早くもニヤける二つの顔に、負けじと美宮は元気よく声を出した。
「タッ、大変ですねェ、美宮お姉さんゥ??エッチな入院患者(ひと)が多いからァ??」
群を抜く美貌と、乳房の発達が目立つ美宮は、街中で立位や座位の男の目には免疫がある。
(だけどォ………仰向けに寝てる男《ひと》の目ってェ??)
しかし、仰向けに寝てる男共の好色な目に晒されるのは、病棟廻りするようになって初めてだった。
「何時もながら………キッ、綺麗ですねェ!!」
乳房の盛り上がりを、下から舐め上げられるように見られている。
「上手ねェ、まだ高校ォ、入る前でしょうゥ………葉山さんにもォ、同じように言っちゃってたァ??」
ナースシューズを履いた美宮のお尻の位置が、丁度、病棟のベッドの高さになってしまっていた。
(ヤダァ!!近いィ!!)
従って、仰向けに寝てる男の目に、極近距離から、熱心に、お尻や太腿の動きを追われてしまっている。
(高身長《これ》ってェ、理由の一つかもォ??エッチに見られちゃうゥ??)
この病院で、170弱の身長の看護婦、つまり、ベッドと同じ高さに、お尻があるのは、葉山と美宮だけだった。
(ヤダァ!!ちょっとォ、佐藤くんゥ??田中くんゥ??)
葉山と一緒だった初日から、気づいてはいた事ではある。
(またァ、ベッドの中でェ、勃起《お》っきくさせちゃってるのォ??)
二人のオスガキが、急に仰向けから横向けになる理由は、シーツの下で勃起した性器の存在を誤魔化す為らしかった。
(美宮でェ、手淫《し》ちゃってる訳ェ??)
二人共、二つのベッドの間で検温の記録をつけている美宮の方を向き、シーツの下でモゾモゾしている。
(またァ、検査出来ないわねェ、検尿ゥ??)
この病院は毎日入浴出来るが、それでも二人のオスガキは、行為の後始末が不完全らしく、サンプルに精液が混入していた。
「それじゃァ、失礼しますけどォ………佐藤くんゥ、田中くんゥ………ソッ、そのォ………あんまり手淫(し)ないでねェ、検尿検査ァ、困っちゃうからァ!!」
葉山のようにズバリと言えず、逃げるように病室を後にしている。
…………………………
「ムヘへ、美宮お姉さん、俺達に、シコシコ、されちゃってる事、分かったみたいだよォ!!」
美宮が立ち去ってからも、しばらく夢中で行っていた二人は、ようやく後始末をしていた。
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