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760章:美宮の周辺・エッチな入院患者(ひとたち)??
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760章:美宮の周辺・エッチな入院患者(ひとたち)??
「お早うございまァす!!」
例のオスガキ二人の病室以外でも、やはり美宮は、入院患者に性的な関心を持たれ易い。
(冷静ィ、冷静ィ!!触られちゃってもォ!!)
内科病棟でなく、外科病棟は、癌患者を除き、糖尿病や心臓病等の、基礎疾患を持たない、若い事故被害者が多かった。
(入院ってェ、太腿骨骨折とか仕方ないけどォ??)
従って、負傷した身体の一部以外、元気な患者が多く、逆に怪我で動けない分、性欲も旺盛だ。
(葉山さんゥ、癌患者さんの病棟に行っちゃったしィ??)
一人でラウンドする美宮は心細いが、時折被る患者のセクハラにも対抗しなければならなかった。
「チョッ、ちょっと中村さんゥ!!」
オスガキ二人の病室以外も、油断すると、いつの間にか伸ばされて来る患者の手に触られてしまう。
「いやぁ、大っきなオッパイの綺麗な看護婦さんって、思ってたら………お尻もォ??」
美宮に、ナース服のお尻を一撫でした手を払除けられ、中年の中村はニヤニヤしていた。
「葉山さんのお尻もよかったけど、美宮ちゃんのお尻………やっぱ、若くっていいねェ!!」
中村については、葉山からも注意を受けている。
(絶対お尻ィ、触って来ちゃってェ………エッチなことォ、言う入院患者《ひと》だからァ??)
葉山の言っていた通りで、冷静になり切れない、美宮の反応を悦んでいるようだった。
「だからってェ、触んないで下さいィ!!」
美宮のナース服のスカートは、ミニのタイトスカートのようになってしまっているらしい。
「いやぁ、若い娘の、お尻や太腿の形がクッキリ、パンティのラインも………つい、ね!!」
ヤニさがる中村は、縊れたウェストから、美宮の乳房の上向きに大きく反った膨らみを、ベッドから見上げていた。
「ムフゥ、若い娘はいいねェ!!たわわなオッパイといい、お尻といい………立派な赤ちゃん、産めるよォ、美宮ちゃんは!!」
いいながら、乳房に伸ばされて来た手を、美宮は落ち着いて払除けれている。
「ムヘへ、赤ちゃん、オジサンが、仕込んであげよっか??」
このセリフは、葉山も言われたらしく、予め聞いてはいた。
「ケッ、結構ですゥゥゥッ!!」
葉山から聞いてはいたが、実際に中村の、セリフや態度をぶつけられると腹が立ち、大声になる。
(ヤダァ、次ィ、あの男の子たちの病室《おへや》ァ??)
別室に向かう美宮のお尻に、中村の好色な目が執拗に絡みついた。
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