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733章:杏奈の周辺・まさか輪姦(さ)れちゃうゥ??
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733章:杏奈の周辺・まさか輪姦(さ)れちゃうゥ??
(杏奈先生)
だったのが、いつの間にか、
(杏奈お姉さん)
に代わって来たのも気味悪い。
(エッチなことばっか聞かれちゃうしィ!!)
馴れ馴れしくなったオスガキ達に、杏奈はスリーサイズや、ブラのカップまで聞かれていた。
(完全勃起状態《あんな》にさせちゃってるのォ、恥ずかしいィ、ってェ、思わない訳ェ??)
また、最初の内は懸命に誤魔化していた、勃起している事が丸分かりの股間も、美しい19歳の杏奈に隠そうとしない。
(杉本くんゥ、宇野くんゥ、なんかァ!!)
中でも、その二人のオスガキは悪質で、事あるごとに杏奈の乳房やお尻にいやらしい手が伸ばされて来た。
(今日なんてェ!!)
無論、杏奈はダンスで鍛えた反射神経で払い除けるが、もう少しで、シャツの襟元から手を入れられそうになっている。
(明らかって言うよりィ………スッゴイセクハラじゃァなァいィ??)
女子大に入学した時から実家を離れ、一人暮らしをしているマンションの自室で、ダンス講師を断る事を考えていた。
…………………………
「なあ、杏奈お姉さん、我慢出来なくなった奴等に………犯(さ)れちゃう前にさあァ??」
杉本と宇野は、レベルの低いオスガキ同士、よくつるんでいたが、最近は、杏奈を輪姦する相談ばかりしている。
「ムヘへ、俺達の童貞、杏奈お姉さんにズッポリ、ジュッブジュッブ、捧げちゃうんだろォ??」
杏奈を自分の勃起男性器で貫く為なら、どんな卑劣な事でも正義に思う、ストーカーそのものになっていた。
「アッ、杏奈お姉さん、あのマンションで一人暮らしって、わかっちゃったし、早いとこ!!」
二人のオスガキは、ズボンの前をパンパンにさせながらも、輪姦計画は一つのネックで潰れている。
「チクショォッ!!あのマンション、オートロックゥッ!!」
秘かに合鍵を業者に作らせる事が不可能だった。
「ッ!!山本君の家、あのマンションの辺りの、地主じゃん??」
杏奈の一人暮らしするマンションを所有している可能性がある。
「確かに!!もし、山本君の家が持ち主だったら、マスターキー!!」
キーを山本に取り入って盗むか、持ち出させて借りれば侵入出来る、と宇野は杉本を掻き口説いた。
「でもォ………マスターキー、手に入れる代わり、山本君、絶対言うよ、俺にも杏奈お姉さん、犯(や)らせてって!!」
輪姦の順番を一番にしないと、マスターキーを渡さないかも知れない。
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