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22章:繁栄の国
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「うっ、お腹が痛い……。」
そう言ってうずくまるシャロンは破水していた。
「まぁ、大変!誰かー!誰かー!」
側に居た乳母が周りに助けを求める。
バタバタと人が来て、シャロンの部屋に運んだ。
「う、産まれる……はぁはぁ。」
力むと赤ちゃんの頭が見えてきた。
「うぅーー!あぁーーー。」
肩を大きく揺らしながら息をしてもう一度力む。
オギャーオギャ!!
大きな産声を上げたのは可愛らしい男の子だった。
「シャロン様、おめでとうございます。立派な男の子ですこと♪」
乳母は嬉しそうに赤ちゃんをシャロンに見せる。
「わ、私の新しい子供……はぁはぁ。」
小さな手を握ると、赤ちゃんも握り返して来てくれた。
シャロンの目からは涙が出ていた。
そこへ知らせを聞いたノヴァールが部屋に着いた。
「シャロン大丈夫か?赤ん坊は?」
シャロンは頷き、指を指す。
その先では今産まれたばかりの赤ちゃんをお風呂に入れている乳母の姿が見えた。
「ノヴァール国王陛下!おめでとうございます!ご子息ですよ〜♪」
乳母も嬉しそうに赤ちゃんをノヴァールに見せる。
「シャロン、大役お疲れ様。後で名前を決めような。僕はまだ仕事が残ってる。」
そう言いシャロンの元を後にした。
「まぁ、折角ご子息が産まれたと言うのに冷たい事ですわね!」
乳母はノヴァールの姿が見えなくなるとシャロンに言ったが、シャロンは首を横に振った。
「いいえ。あの方らしいですわ。」
ホッと一息しているシャロンはウトウトと眠りに着いてしまった。
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白と黒の王子 ©著者:ティピぃ
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