2章:イケメンもいろいろ (2/14)

いつものように駅で待ち合わせをしたある日のこと、
私の開いてるのか開いてないのかわからないような目が、
大きく見開いた

待ち合わせ場所で声を掛けてきたとんでもないイケメン

「レオちゃん？」

「そうだけど…」

細身で長身、尚且つ小顔

「ホテルでいいのかな？
こういうの慣れてなくて…」

終始笑顔で話すこのイケメン

私を選ぶなんて何か裏があると思った