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3章:心の闇 (58/59)

「だから、休んで下さいって言っているんです。」

「この体調の悪さは、休んだぐらいじゃ治らないんだ。」

「ひょっとしてフラッシュバックですか?」

「うん…。」

「すみません。」

「いや斉藤さんは悪くない。あたるようになって、申し訳ない。」

「いえ、私は良いんです。どうしたら治まりますか?」

「ほっておいてくれれば大丈夫。」

「本当にすみません。」

「いや斉藤さんは悪くない。」

「でも…。」

「申し訳ないが、本当にほっておいてくれ。」

「わかりました。」



「三上さん、何か食べますか?」

「いや、何もいらない。」

「何も食べないで大丈夫ですか?」

「折角、いろいろと考えてくれたのに申し訳ない。」

「いえ…。」

「私はこんな欠陥人間だから、やはり1人でいるしかないんだ。」

「そんな寂しい事言わないで下さい。」

「また、いつどんな時におきるか自分でもわからないんだ。これ以上、斉藤さんに迷惑をかけるわけにはいかない。もうこれで終わりにしよう。」

「絶対絶対嫌です。私が治します。三上さん、私を離したくないって言ったじゃないですか。絶対側から離れません。」
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心の殺人者 ©著者:夢幻

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