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22章:初愛
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工藤とサクラは付き合い始めたが
ぶっからかせな工藤は、気に入らない事があると、平気で怒鳴り散らし暴れた。
サクラはその度に工藤の胸ぐらを掴み、工藤のワガママを叱り、喧嘩の度に二人とも痣だらけになった。
どんなに大声で怒鳴り脅かしても
鼻血が出るほど殴っても
涙一つ見せずにやり返してくるサクラに
工藤はどんどん夢中になっていった。
臆せずに、自分と向き合ってくれる女。
こんな女、今まで一人もいなかった。
工藤は次第に暴力をふるわなくなった。
殴らなくても、この女ならわかってくれる。
怒鳴らなくても、この女なら理解してくれる。
工藤は、サクラを愛した。
一方、サクラも工藤を愛し始めていた。
その激しい気性のせいで、子供の頃から孤独だったサクラ。
美しい容姿からは想像もつかない程の激しい本性に気が付くと、大抵の男は逃げて行った。
しかし、工藤は違う。
モップを振り回して暴れても
酒瓶を投げつけて部屋をメチャクチャにしても
工藤は逃げずに受け入れてくれた。
似た者同士の二人。
お互いの温もりが心地好くて、離れると身体も心も冷えてしまう。
…離れたくない…
二人がそう思い始めた頃
サクラは工藤の子を妊娠した。
…
プレジデントから降りたサクラの元に、近くの雀荘から出てきた工藤が走り寄り、大振りな数珠ネックレスから香木の香りがふわりと漂った。
車に乗り込み、狭い日陰の路地に消えて行く二人。
十字路に立っている飲み屋の黒服が工藤の車に気付き、頭を下げて挨拶をした。
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