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23章:廃墟 (2/2)

そんな不潔な部屋で暮らしていた事も、ニキビを悪化させていたと思うが、その時の私は今を生きるのに精一杯だった。

いわゆる高級住宅街。
私の家は見るからに浮いていた。

友人達の家に遊びに行くと、どの家も掃除が行き届いていて、優しいお母さんがいて、夜ご飯をご馳走になったりしていた。

私はそんな母親を持つ友人が、羨ましくて仕方なかった。

どんなに幸せに見える家庭でも、何かしら問題は抱えているとは思う。
それでもその時の私は羨ましくてしょうがなかったんだ。
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私が精神障害者になるまで ©著者:ネコ

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