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7章:温もり (3/8)

『ねぇ、メイ。本当にここにいてもいいの?』

『勿論よ。リョウは私の恩人なんだから』

リョウに比べたら私の失恋など他愛もない事だ。

なのに死のうとしたり殺そうとしたり本当に愚かだった。

『良かった♪』

リョウに笑顔が戻る。

『今までは、昼は学校にいたり公園にいたりで、夜はホテルの空き室で寝ていたんだ』

『家へは行かないの?』

『ん〜、あいつが…大河がいるとイヤだからあまり帰らない』

何ですって?

子供を犠牲にしてまで、母親はまだ男と一緒にいるわけ?
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水色のひと ©著者:天海 大地

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