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8章:変わらない現実、変わった現実・・・? (3/9)


「・・・信じられないよ
あたし達が再生なんて・・・

あたし達・・・生きてるんだよ?

嘘だって言ってよ!!!」

みなみの声にみんなは
下を向いた

信じられないのは
あたしも一緒だ


「嘘じゃない・・・
あの時あの山道に
行くってなったのも
過去にゆうじがれいこを
殺したのも同じ・・・
違うのはあたしとあさひが

結婚したこと
ゆうじの植物状態を止めてから

少しだけ過去が
変わるようになった
だからあたしも
変わるかもしれないって・・・

こんな事にならないかもって・・・」


「ふざけないで!!!
死んだなら生き返らせないでよ!

あたし達はまた
同じ事で苦しむって事でしょ?

何であんただけ生きてんの

あたし達の背中を押しのけて

一人だけ生きて・・・!」


みなみがあたしの胸元を
思いっきり揺らした


確かにそうだ・・・

またみなみを・・・
泣かせている


「・・・これからどうすんだよ俺達・・・

変わってないなら
死ぬって事だろ」

「分からない!
けど過去と違う事は
希望があるって事!
生きられるかもしれない」

あたしはのぶを見た


「・・・生きらんねーよ」

え・・・?

ようすけが拳を握った


「記憶がただ
再生されただけなら
同じだろ
俺達は死ぬんだよ」


ようすけの声に
あたしは首を横に振った

「頑張ろうよ・・・みんな
諦めちゃダメだよ!
うちらにひどい事をした
政府を潰せば
終わるかもしれないの!
再生だろうが何だろうが
みんなは今生きてる・・・
生きてるから!!!」


あたしは強くそう言った

だってまたみんなに
会えるなんて思わなかったから

またこうやって
笑えるなんて
あの時・・・思わなかったから


「希望は絶望しか
生まないよ」

・・・・っ!


あたし達の後ろに
銃を向ける男と女

「そう思わない?」


そこに居たのは
ゆきとあいりとさとるだった


・・・何で3人が・・・!。
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デッド ©著者:†Peace†

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