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2章:【その丘に】 (2/7)


「だからなんもねぇって言ったじゃん。」
ため息をつきながら、楓がうんざりした顔で言い放った。


僕たちは春休みの課題である写真集の制作の為に同じ部の楓の親が所有する別荘に来ていた。

同じく写真部の司もうんざりしているらしく疲れが顔に滲んでいる。


「だけど、丘の上に教会がある別荘地なんて滅多にないよ」
僕の目当てはもちろん教会だった。


さほど興味も無さそうに司が荷物を置きに行こうと言ってさっさと歩いて行ってしまった

楓もだるそうに後に続く。

僕は珍しい白樺の原生林に目を奪われながらもだらだらとついて行った。
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