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9章:離れる心
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剛が休みの日 買い物へ行ったり 温泉へ連れて行ってくれた。
多分 息詰まって行く私を見ていてくれたのだろう…
でも 私は些細な喧嘩が増えていった。
ある日出勤した剛から電話がある。
「俺の客で 俺が結婚してからずっと来て無かったんだけど いきなり来てさ
“奥さん見たい お祝いさせて”
って言うから来てくんない?
昔からの 客なんだよね」
化粧をし タクシーで店へ向かった。
店内へ入ると 紹介される。
どっかの スナック風の35歳ぐらいのオバサン…
『あ…初めまして…』
……の瞬間 頬をグーパンされた。
私は倒れ込んだ。
「どんな手使ったんだ!この風俗上がりがっ!」
鼻血と口の中が切れて ボタボタ落ちる。
やり返したい手の平をキツクキツク握りしめ 爪が食い込む…
剛と従業員が オバサンを押さえ外へ連れ出した。
私は一番弟子のトキヤにスタッフルームに連れて行かれた。
悔しくて 悔しくて涙が出る。
渡された オシボリが血と涙でグチャグチャになった。
何で こんな事されなきゃなんないの?剛が選んだのは 私なの!
いつもなら やり返してる…
でも 従業員や客の手前 何も出来ないのが 更にイラついた。
剛が戻って来て
「悪いな アイツ出禁にしたから」
「あ…はい。
唯さん守ってやって下さい。」
と トキヤは言って店へ戻った。
「唯 本当悪かった。大丈夫か?」
『…平気……』
平気なはず無い。
でも こんなんでヘコたれてたら 剛の嫁なんて 務まらない…
意地だった。
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