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5章:落 (2/8)

二学期に入り、一週間程たっても、友里は学校へは来なかった。

風邪を引いたと聞いていたけど、あまりにも長い。

私は嫌な予感がした。

友里に電話を掛けたが、何度掛けても出てくれない。

そして二週間が過ぎた頃

友里は学校を辞めた。

直感で、涼との事がバレたんだ!
と感じた。


結局、本当の理由は誰も分からないまま、友里の話題すら出なくなった。

高校なんて、退学は珍しい事では無いから…。


その頃から、私は涼と付き合ってる事を隠さなくなった。

と同時に、涼の異常な束縛が激しくなった。


教室で男の子と話したら、
黒板を殴る音…

ドアを蹴る音…

いつしか、私に話し掛けてくる男の子はいなくなった。


それでも私は、涼が好きだった。

苦痛で無かった。

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わたくし事 ©著者:蘭

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